Microsoftは、台湾で開催中の「COMPUTEX 2016」における基調講演の場を利用して、「Windows Hello」のさまざまな新機能をアピールした。Windows Helloは、顔、指紋、または虹彩の認識技術を利用してコンピュータにログインできる生体認証機能だ。
Windows Helloのライブデモンストレーションの中で、Microsoftはさらにある新機能を披露した。それは、ウェアラブルを利用したサインインだ。
MicrosoftでWindows Interact部門の責任者を務めるLi-Chen Miller氏は、「Nymi」を使った技術をデモした。Nymiはサードパーティーのウェアラブルバンドで、心拍数の検出機能を利用して装着者を認証する。
Miller氏は、ノートPCに搭載された近距離無線通信(NFC)リーダーに手首をかざし、Windows Helloを利用してログインしてみせた。このやり方なら「パスワードを入力するより3倍速い」という。
Microsoftでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏によると、こうした機能はすべて、「今日のキーボードやマウス、タッチから進化して、ペン、声、顔、指紋など、人間の能力をさらに活用する」というMicrosoftの目標に合致しているという。
今回の機能は2016年夏、「Window 10 Anniversary Update」の一環としてリリースされる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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