Xiaomi(シャオミ)が同社の「Android」搭載スマートフォンに、Microsoftの「Office」と「Skype」をインストールするという。XiaomiとMicrosoftの両社が明らかにした。「2016年9月から、Xiaomi製Android端末(『Mi 5』『Mi Max』『Mi 4s』『Redmi Note 3』『Redmi 3』など)にMicrosoftの『Word』『Excel』『PowerPoint』『Outlook』とSkypeの各アプリケーションがプリインストールされる予定だ」とMicrosoftは述べた。
同社は契約の詳しい金銭的条件を明かしていないが、プリインストールはまずは中国において開始されると述べた。ユーザーは、無料のOfficeソフトウェア機能を使用でき、希望するならば、「Office 365」サブスクリプションで提供されるプレミアム機能にアップグレードできるようになる。
Microsoftの2大収益源であるOfficeと「Windows」は、長い間密接に結び付けられてきた。しかし、Satya Nadella氏が最高経営責任者(CEO)に就任して以降、Microsoftは、AppleとGoogleによって占有されているモバイル市場に同社のソフトウェアを広めるための取り組みを開始している。
今回の契約に基づき、両社は互いの特許のライセンス供与も行う。またXiaomiは、無線通信、動画、クラウドコンピューティング、マルチメディアに関連する1500件弱のMicrosoft特許を買収することでも合意したと、Microsoftは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」