16台のカメラを使って360度の仮想現実(VR)動画を提供する、Googleの360度VR動画制作プラットフォーム「Jump」に対応した最初のカメラは、「GoPro」だった。ただし、このカメラが最後というわけではない。
カリフォルニア州マウンテンビューで開催中の開発者向けカンファレンス「Google I/O 2016」では、米国時間5月19日のVRに関する基調講演で、新たなパートナー2社が発表された。それが、YI Technology(Xiaomiの一部門)とIMAXだ。
YIは、「Jump対応」の4Kカメラを開発中で、2016年中の発売を予定している。基調講演で触れられた簡単な説明に基づくと、YIのカメラもGoProのカメラと同じようにJumpのカメラアレイにセットできるようだ。
IMAXもプロ仕様のカメラを手がけているが、それ以上の情報は明らかにされなかった。
GoogleでVRの責任者を務めるClay Bavor氏は、プロ仕様のVR対応カメラを市販するよう求めるハリウッドからの要求が高まっていることを示唆した。こうしたカメラは、すでにJauntやNokiaなどの企業から、いくつかの選択肢が提供されている。
Jumpに対応したカメラ「GoPro Odyssey」は、すでにParamount Pictures、The New York Times、Discovery Communicationsが利用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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