FBIがソフトウェアのセキュリティ脆弱性をAppleに通知した。しかしそれは、誰もが知りたいと思う内容ではなさそうだ。
FBIから米国時間4月14日に「iPhone」と「Mac」の脆弱性に関する情報が寄せられたと、Appleが26日、Reutersに明かした。米政府は2014年に、技術の脆弱性を確認しどれを開示するかを判断するための方針である「Vulnerability Equities Process」を定めているが、FBIがこのプロセスに従ってAppleに脆弱性を通知したのは今回が初めてだと、Reutersは報じている。
AppleはReutersに対し、「iOS」と「OS X」の古いバージョンに影響を与えるこのセキュリティ脆弱性は、「iOS 9」と「Mac OS X El Capitan」のリリース時に修正されていると述べた。脆弱性の技術的な詳細は公表されていない。
AppleとFBIの関係者にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
同日、FBIのJames Comey長官が、サンバーナーディーノ銃撃事件のSyed Farook容疑者が所有していたiPhoneのロック解除方法を開示しない見解を示した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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