クラウドストレージを提供するDropboxは米国時間4月26日、「Project Infinite」を発表した。この新たなテクノロジー構想は、クラウド内、ネットワーク上、ローカルのハードディスク内のいずれに保存されたファイルに対しても、ビジネスユーザーがローカルにアクセス可能にすることを目的とする。
Project Infiniteを使うことにより、ユーザーは自分のハードディスク内で利用できる空き容量の規模にかかわらず、デスクトップからすべての「Dropbox」ファイルにアクセスできるようになる。ファイルがローカルに同期されると、Dropboxのデスクトップウィンドウには緑のチェックマークが表示され、他のものには新しいクラウドのアイコンがつく。
簡単に言うと、このシステムは、ユーザーのハードディスク容量を大量に消費することなく、クラウド内のファイルをローカルにあるかのように管理する。従来は、ユーザーがフォルダ全体を同期する必要があり、そのフォルダ内のすべてをクラウドとコンピュータのハードディスクの両方にコピーしていた。
Project Infiniteは、Dropboxの「Magic Pocket」プロジェクトと同じエコシステムに組み込まれる。同社はMagic Pocketにおいて、独自のエクサバイト規模のインフラを開発しており、「Amazon Web Service」への依存度を下げようとしている。
Dropboxは、これら2つのプロジェクトは、この1年を通じて技術革新のペースを速める取り組みの一環だと述べた。
同社によると、Magic Pocketは、Dropboxの根幹がファイルストレージにあることを示しながらも、自社プラットフォームの境界を拡張するよう設計されているという。同じように、Project Infiniteは、Dropboxのデスクトップ基盤を強化するものだと、同社は述べた。
Dropboxによると、Project Infiniteは今のところ、選ばれた一部のスポンサー顧客を対象に、プレビューモードで運用されているという。そうした状況なので、Dropboxは同プロジェクトの価格、利用条件、将来一般消費者に提供を拡大する可能性のいずれについても公表していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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