Twitterが米国時間4月26日に発表した第1四半期決算(3月31日締め)は、明暗入り混じるものだった。売上高ガイダンスはウォール街の予測を大きく下回った。
同ソーシャルネットワークの純損失は8000万ドル、1株あたり12セントだった。
非GAAP利益は1株あたり15セントで、売上高は前年同期比36%増の5億9500万ドルだった。Twitterによると、売上高が予測幅の下限側になったのは、ブランドマーケッターらによる支出が予測ほどすばやく増加しなかったためだという。
ウォール街の予測は、売上高6億800万ドル、1株あたり利益10セントだった。
Twitterはガイダンスとして、第2四半期売上高を5億9000万ドル〜6億1000万ドルの間とした。これは、予測されていた6億7800万ドルを下回っている。
これまでと同様に、アナリストらが最も注目するのはTwitterのユーザー増加率と月間アクティブユーザー数(MAU)である。マイクロブログ大手の同社は、MAU総数が毎回予測を下回っており、この点において投資家らの期待に応えられていない。
Twitterによると、第1四半期のMAUは3億1000万人(83%はモバイルユーザー)だったという。TwitterはMAU総数に「SMS Fast Followers」を含めないようになったので、同四半期の数値はやや比較しづらいものになっている。
とはいえ、TwitterのMAUは第1四半期の間に500万人増加した。ウォール街はMAUを、約3億800万人と予測していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」