フィンランドを拠点とするNokiaは現地時間4月26日、ウェアラブル機器メーカーWithingsを買収する計画を発表した。デジタルヘルス市場での地位強化を図る。
パリに本社を構えるWithingsは約200人の従業員を擁し、スマートホーム機器、ウェアラブル技術、ヘルスケア製品を開発している。
現在はITとインフラストラクチャに注力するNokiaだが、携帯電話メーカーとして最もよく知られており、かつては世界最大のモバイルメーカーだった。しかし、スマートフォン時代の到来に伴い同社の勢いに陰りが生じ、2014年にはスマートフォン部門のMicrosoftへの売却を完了した。
Withingsは、今回の買収で1億7000万ユーロ(1億9200万ドル)と評価されている。買収は、規制当局の承認を必要とし、2016年後半に完了する予定だとNokiaは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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