Withingsが送り出してきた健康関連のウェアラブルデバイスは、いずれもシンプルさを売りとしてきたが、新製品の「Withings Go」も例外ではない。この69ドルのヘルストラッカーは、低消費電力のディスプレイを採用しているほか、運動、睡眠、歩数、水泳を自動的に計測する機能を備える。
Withingsによると、Goは丸いE-Inkタッチスクリーンと従来型の腕時計に使われる低価格なボタン電池を用いており、電池交換が必要になるまで8カ月間作動するという。
画面には身体活動の進行状況を示す88の表示セグメントがあり、毎日の健康に関する目標を達成すると、この丸型デバイスを取り巻くすべてのセグメントが点灯する。
Goは本体内部のセンサで各種の活動を識別できるため、きわめて簡単に使える。ウォーキングやランニングでは、歩数、距離、運動時間、消費カロリーを計測し、プールでは(Withings Goは防水仕様だ)泳いだ時間と消費カロリーを表示する。さらに夜には、浅い眠りと深い眠りのサイクルを測定し、睡眠パターンを記録してくれる。
集められたデータはすべて、「Android」および「iOS」向けのアプリ「Withings Health Mate」に同期される。
また、歩行や水泳、睡眠中でない場合は、Goの表示画面をタッチすれば、低消費電力のE-Inkディスプレイに一般的な時計の文字盤が表示される。
Withings Goは、2016年第1四半期中の発売を予定している。本体はクリップで衣服に留めても、ポケットに入れておいてもよい。専用の時計バンドにはめ込んで、普通の腕時計のように装着することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」