米連邦捜査局(FBI)長官のJames Comey氏は、サンバーナーディーノ銃撃犯の1人が所持していた「iPhone」内にある情報を得るため支払った金額は、同氏がFBIでの残り任期で得られる給与よりも多いとロンドンで開催のアスペン安全保障フォーラムで述べた。
Reutersは、米行政管理予算局で得られる数字を基にして、Comey氏が残り7年と4カ月で得られると思われる金額を134万ドルと算出した。「私の見解では、その価値があった」とComey氏が述べたことをReutersは伝えている。
FBIとAppleの間で長らく続いていた法廷闘争の後、米政府は、第三者の協力により問題のiPhoneのロック解除に成功した。米司法省がAppleに同iPhoneのロック解除を強制する権利を持っているかを判断するための審理が3月に予定されていたが、中止となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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