アップル、中国からのソースコード開示要求を拒否したことを証言--米議会公聴会

Laura Hautala (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2016年04月20日 10時22分
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 問題外だ。

 Appleのゼネラルカウンセルを務めるBruce Sewell氏によると、中国政府から製品のソースコードを開示するよう要求されて、同社はそう答えたという。同氏は米国時間4月19日、中国からの要求が過去2年以内にあったことを米議会証言で述べた。

 「われわれは中国政府から要求されたが、拒否した」(Sewell氏)

 Sewell氏の証言は、Appleが中国に協力してきたことを示唆した法執行機関の職員による先の証言に対して、異議を唱えるものだった。

 これらの証言は、暗号化に関する米下院エネルギーおよび商業対策委員会の公聴会で行われた。暗号化の問題は、テロリストが使用していた「iPhone」をめぐってAppleと米司法省が対立して以来、世間の注目を集めるようになっている。公聴会では、双方が見解を示す場が設けられ、それぞれ証言した。

 法執行機関による証言時にインディアナ州警察のCharles Cohen氏は、Appleが中国政府に情報提供したことを示唆した。

 Cohen氏は、「Appleが中国に『iOS』のソースコードを提供したと書かれたニュース記事をいくつか目にした」と述べたが、掲載媒体は明かさなかった。iOSは、iPhoneおよび「iPad」向けのオペレーティングシステム(OS)だ。

 中国はAppleにとって2番目に大きい市場で、2016年第1四半期の売上高は184億ドルだった。米国を含む米州が最大の市場で、売上高は293億ドルとなっている。

Appleのゼネラルカウンセルを務めるBruce Sewell氏
Appleのゼネラルカウンセルを務めるBruce Sewell氏
提供:Yin Bogu/Xinhua Press/Corbis

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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