Facebookが披露した「今後10年のロードマップ」--AIやVR、通信インフラ整備に注力へ - (page 2)

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2016年04月18日 07時45分

 米国時間4月13日、Facebookは都市部でのインターネットアクセスを向上させる新しいハードウェアについて、開発者に概要を伝えている。

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 人工知能について、Zuckerberg氏は、現在のAIの使われ方と、Facebookがどのようにしてコンテンツを学習したいと考えているかを説明した。同氏は、「われわれは動画を読み取って、その内容を知ることができるようになる」と述べた。その狙いは、より関連性の高いコンテンツを提供することだが、Facebookの野望は今後さらに大きくなるだろう。

 Zuckerberg氏は、「AIの進化によって、さまざまな方法で人々の命を救うことができる。われわれがやりたいのは、人々がもっと簡単にAIを利用できるようにすることだ」と語り、ニューラルネットワークの訓練に利用可能なFacebookのオープンソースシステム「Torch」について説明した。

 仮想現実に関して、同氏は「Gear VR」を出発点として賞賛したが、今後、ドローンが拡張現実と交差することを指摘している。

 「VRが重要である理由の1つは、われわれが新しいソーシャル体験に取り組んでいることだ。VRは最もソーシャルなプラットフォームになる可能性がある。われわれがこの世界を実現できたら、テレビのような、今日物理的なものと考えられているものの多くが1ドルで購入できるアプリのようなものになるだろう。それが実現するまではしばらくかかりそうだが」(Zuckerberg氏)

 下の画像は、Facebookが考える未来のVRメガネとソーシャル体験だ。

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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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