パナソニックは4月7日、色忠実再現技術「ヘキサクロマドライブ」搭載の4Kビエラとして、「DX950/850/770」の3シリーズ全7機種を発表した。DX950シリーズ2機種は4月22日、DX850シリーズ4機種は5月20日、DX770シリーズ2機種は6月24日に発売する。税別想定価格は以下のとおり。
3シリーズとも、色忠実再現技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載。4K解像度の高輝度広色域液晶パネルの採用とLEDバックライトの蛍光体に新赤色蛍光体を採用することで、深みのある赤色の表現を可能にしたという。
HDR(High Dynamic Range)規格に対応し、鏡面反射光などの明るい光を、より現実に近い明るさと色合いで表現することが可能。明暗差、陰影までリアリティ豊かに再現する。「H.265/HEVC」および「VP9」デコーダも内蔵し、NetflixやdTV、Amazonビデオなど、4Kネット動画視聴も可能だ。
デジタル3チューナーを搭載し、別売のUSB HDDをつなげば、番組を視聴しながら、2つの裏番組を同時に録画が可能。「外からどこでもスマホで視聴」に対応し、専用アプリ「Panasonic Media Access」を使って、放送中の番組やUSB HDDの録画番組を、スマートフォンやタブレットで視聴することもできる。
DX850シリーズは、「ダイナミックサウンドシステム・ハイレゾ」搭載で、ビエラ史上最高音質が特長。高音域のトゥイータ、中音域のミッドレンジスピーカ、低音域のウーファで構成する3Wayサイドスピーカと、ツイーターの上下にミッドレンジスピーカを挟み込む仮想同軸配置を採用した。テクニクスの高音質技術も取り入れ、パナソニックのテレビとしては初めてハイレゾに対応する。
DX950シリーズは、従来比約4倍のエリア分割数と高輝度LED採用で、高コントラストな映像が特長。バックライトの各エリアに設けた壁で、隣接エリアへのLED光の干渉を大幅に抑制する「井桁構造」などにより、エリアごとの明るさを緻密に調節して、メリハリのある高コントラストな映像を実現した。従来比約3倍の大容量スピーカボックスと、従来比約2倍の40W高出力アンプを採用した「ダイナミックサウンドシステム」により、迫力の高音質も楽しめる。
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