「GoPro」などのアクションカメラを使うと、プレイヤー目線で楽しめるスポーツ映像が撮れる。ただし、面白いビデオにするには、撮影した長時間の映像素材から手間のかかる編集をしなければならない。編集が面倒でアクションカメラを使わなくなった人も多いだろう。
アクションカメラは活用したいけれど、編集作業は嫌、という人向けに、SNSなどで共有可能な編集済みビデオを自動的に作成するカメラシステム「Frodo」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Frodoは、スマートウォッチに似た形状のカメラで撮影した映像を、連携させたスマートフォンのアプリで自動編集できる。編集の手間がかからず、自撮りした写真を共有するような手軽さでビデオをシェアできるという。
自動編集は、「Evolutionary Algorithm」と呼ぶアルゴリズムにより、カメラの動き、映像の流れ方、顔認識といった情報を参考にする。例えば、ジャンプや飛び込みなどの場面が、長い時間撮影したビデオから自動的に切り出される。
腕時計のようなバンドで腕や足首に巻きつけるほか、マウントアダプタを使わずそのままヘルメットやバッグなどにも取り付けられる。撮影する方向は、ヒンジ部で向きを変えて調整できる。もちろん、ほこりや水、衝撃に強い。
Full HDビデオ撮影時のバッテリ駆動時間は1.5時間。拡張バッテリを使うと、最大5時間の撮影が可能。
Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間4月5日17時)で約1万4000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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