何度かの延期を経て、Microsoftの「Surface Hub」ビデオ会議システムの顧客への出荷が開始された。同社関係者が米国時間3月25日に明かした。
Surface Hubは、Microsoftの大画面ディスプレイ「Perceptive Pixel」の後継となる製品だ。Surface Hubシステムは、「Windows 10」のカスタム版を搭載し、組み立ておよびカスタマイズ済みでマルチタッチとデジタルインクに対応するコラボレーション用システムだ。
Microsoftは2015年1月にSurface Hubシステムを初めて発表した。同社はそのとき、出荷予定日を2015年9月1日に設定していた。
2015年8月、Microsoft関係者はSurface Hubシステムの価格について、55インチモデルが6999ドル、84インチモデルが1万9999ドルになる見通しであることを明かした。出荷予定日は2016年1月1日に設定された。しかし、2015年12月下旬、関係者は両モデルの価格をそれぞれ8999ドルと2万1999ドルに値上げし、Surface Hubシステムの出荷を2016暦年第1四半期に開始すると述べた。
いずれのSurface Hubモデルにも、「OneNote」「Skype for Business」およびMicrosoft製「Office」アプリのカスタム版が含まれる。また、「Windows Store for Business」(標準の「Windows 10 Store」ではない)から追加のカスタムアプリをダウンロードすることも可能だ。2本のペンとワイヤレスキーボードも同梱される。
Microsoftはさまざまな再販業者やディストリビューターを通してSurface Hubを販売する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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