Microsoftのビデオ会議システム「Surface Hub」が、当初の発表より値上げされ、出荷時期も当初の発表より遅れることが判明した。
Microsoftは8月、55インチモデルのSurface Hubの価格を6999ドル、84インチモデルを1万9999ドルにすると発表していた。だが、同社は米国時間12月22日、両モデルの価格をそれぞれ8999ドルと2万1999ドルに値上げすると電子メールの声明で発表した。
ただし、既に注文済みの顧客は当初の価格で購入できると、Microsoftは付け加えている。
Microsoft側はこの値上げについて、正確な理由を明らかにしていない。
出荷時期についても、Microsoftは8月の時点で、当初の出荷予定日であった2015年9月1日から2016年1月1日に延期することを明らかにしていた。
「我々は引き続き、最初のSurface Hubデバイスを来年の早い時期に出荷する方向で進めている」と同社は述べているが、同社広報担当者によれば、出荷開始は2016年第1四半期中になる見込みだという。
MicrosoftがSurface Hubシステムを発表したのは2015年1月のことだった。Surface Hubは、同社の大画面ディスプレイ「Perceptive Pixel」の後継となる製品だ。
Surface Hubシステムは、「Windows 10」の派生版を搭載し、組み立ておよびカスタマイズ済みでマルチタッチとデジタルインク対応するコラボレーション用システムだ。どちらのSurface Hubモデルにも「OneNote」「Skype for Business」およびMicrosoft製「Office」アプリのカスタム版が含まれる。また、統合アプリストア「Windows Store」から提供される「Universal Windows」アプリの実行も可能だ。2本のペンとワイヤレスキーボードも同梱される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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