Googleは米国時間3月22日、Windows、Mac、Linux向けの「Chrome」アプリランチャーの提供を廃止すると発表した。Chromeアプリランチャーはブラウザを開かなくてもChromeアプリを起動するためのツールとして、2013年にリリースされた。
Googleによると、数週間後から、ユーザーがChromeアプリを新規インストールした場合も、アプリランチャーが有効化されなくなるという。そして7月には、ランチャーの既存のインスタンスが削除される予定だ。
Chrome OS版のChromeアプリランチャーは残る。またWindows、Mac、LinuxのChromeアプリはこれまで通り、ブックマークバーに登録されたショートカットから起動できる。
Googleはこれまで常に、アプリをChromeの主要機能の1つとして推進してきたが、同社によると、ユーザーは独立したアプリランチャーからではなく、ブラウザからアプリを起動する傾向が強いという。
アプリランチャーの廃止は、Chromeブラウザの簡素化を進める同社の全体的な取り組みに合致している。Chromeの機能合理化を目指すGoogleは2015年終わりに、Chromeの通知センターを廃止している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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