Googleがキューバの国営インターネットプロバイダーを超えて、同国におけるインターネットサービスを拡大する計画だと、Barack Obama大統領が現地時間3月20日、同国を訪問中にABC Newsに語った。
Obama大統領は、21日に放送されたインタビューで次のように述べた。「われわれがここで発表しようとしていることの1つは、Googleがこの島(キューバ)でWi-Fiとブロードバンドアクセスの拡大に着手する契約を結ぶということだ」
Googleは今のところ、どのサービスをキューバで開始する計画なのか、どのようなコンテンツ制限がユーザーに課されるのかを明言していない。
米政府は2014年後半にキューバと国交正常化に向けた交渉を開始し、2015年7月に国交を回復させた。
2014年当時の発表で、米政府は「同じことを続けていて違う結果は期待できない。キューバを崩壊させようとすることは、米国の利益にならず、キューバ国民の役にも立たない」としていた。
Googleはこれまでにも、発展途上国に進出してきた。同社は、成層圏で航空機の飛行高度の2倍の高さに気球を浮かべて、世界の遠隔地域にインターネットを提供する実験を開始した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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