もともと英語が得意な人ではないのに、ドラマや映画の中で英語を話さなくてはいけなくなった俳優や女優は、なぜ短期間で話せるようになったのだろうと、疑問に思ったことがある人は多いはず。それが、用意された台本の台詞だけであったとしても、その台詞を自分のものにして、感情を乗せられなければ、その役として話せない。本書では、その秘訣を教えてくれる。
俳優や女優が、短期間で英語の台詞を話せるようになったのには、やはり決められた期間、しかもかなりの短期間で、絶対に台詞を話せるようにならなければいけないという責任感と集中力、必要なことのみを徹底的にやるという明確な目的と手段が鍵になっている。これは、英語ができるようにならなければならない社会人にも、鍵になることだ。
本書には、目的の持ち方や期限までにやるべきことの書き出し方など、仕事術のようなアドバイスがある。そうやって、やることを明確にしたところで、英語を話せるようになるためのエクササイズの方法と素材を提供してくれる。書籍なので文章でも丁寧に解説されているが、URLがQRコード付きで掲載されており、発音の解説やエクササイズなどを動画で確認できるのもうれしい。スマホで読みとって、通勤時間などに確認すれば確実に力が付くだろう。
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