新たに流出した一連の写真が本物なら、予想されているAppleの「iPhone 7 Plus」は2つのカメラを搭載することになる。
複数の台湾のウェブサイトに流出し、ブログサイトPocketnowにまとめて掲載された一連の写真には、2016年に登場するとみられる比較的大きな画面のiPhoneに、デュアルカメラシステムとして採用されると伝えられる6つの異なるモジュールが写っている。Pocketnowが「台湾の極めてガードの堅い漏洩者」と別の情報筋から入手したというこれらの写真は、デュアルカメラ機構のコンポーネントがどういうものかを明らかにしている。
デュアルカメラシステムは、両方のレンズで写真を撮影した後にそれらを結合して、より高解像度の画像を作成する。一方の12メガピクセルのレンズは広角バージョンで、より高画質の撮影が可能な光学手ぶれ補正を搭載すると思われる。他方の12メガピクセルのカメラは、画像を最大3倍拡大できる光学ズームを備えるとみられている。
この技術はおそらくLinXが開発したものだろう。LinXは、比較的小さなレンズから高画質の画像を生み出す方法に取り組んでいる企業だ。Appleは2015年4月にLinXを買収した。
iPhone 7 Plusは数カ月にわたり、デュアルカメラを搭載するのではないかとうわさされている。KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は1月、5.5インチiPhone 7 Plusがシングルレンズとデュアルレンズの2バージョンで登場する可能性があると述べていた。より低価格の4.7インチiPhone 7はシングルレンズシステムを搭載するだろうとも同氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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