楽天カードは3月3日、プラスヴォイスと提携し、聴覚や言語が不自由な楽天カード会員からの問い合わせに対し、ビデオ電話を活用した「楽天カード 手話通訳サービス」を開始したと発表した。
手話通訳サービスは、プラスヴォイスのオペレーターがカード会員と手話や筆談で会話し、楽天カードのオペレーターに内容を通訳するサービス。会員は、SNSなどのアカウントを登録してビデオ電話に接続でき、オペレーターとスムーズかつリアルタイムなコミュニケーションが可能。
対象となるビデオ通話は「Skype」「LINE」「FaceTime」の3サービス。サービス提供時間は、9時30分~17時30分。携帯電話、スマートフォンの利用料やインターネットの接続料など、通信にかかる費用は楽天カード会員の負担となる。
同社によると、従来は会員からの問い合わせに対し、会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」やEメールで対応していたという。しかし、会員の親族や知人が代理人としてコールセンターに問い合わせることもあるため、会員が直接オペレーターとコミュニケーションできるよう、手話通訳サービスを開始したとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス