UPDATE 新しい「iPhone」が欲しくてたまらないが高額な頭金を用意するのは難しいという人の中には、月賦払いは魅力的だが、最新型iPhoneを毎年購入することを義務付けられたくはないという人もいるかもしれない。
Appleはそのような人のためのプログラムを用意した。
同社は米国時間2月18日、「Trade Up With Installments」という新しいプランを発表した。古いiPhone(あるいは、「Android」または「Windows」が搭載されたスマートフォン)を下取りに出し、その端末の下取り価格を新しい「iPhone」の購入金額から差し引いて、残金を24カ月間で分割払いするというものである。このプランは米国のみに適用され、Apple Storeのみで提供される。
コンディションの良いiPhoneを下取りに出せば、下取り機種と購入機種が何世代離れているかにもよるが、月々の支払いは15~35ドルほどになる。例えば、「iPhone 4」を128Gバイトの「iPhone 6S Plus」と交換する場合、月々の支払いは35.37ドルである。しかし、「iPhone 5」から「iPhone 6」であれば月額14.54ドルからとなる。
Appleは、Trade Up With Installments以外に、消費者に新型iPhoneへの移行を促すことを目的としたプランを2つ米国において既に提供している。Appleがかなり以前から提供している下取りプログラムと、2015年9月の「iPhone 6S」と「iPhone 6S Plus」の発表とともに導入された「iPhone Upgrade Program」である。
すべての人が最新で最高性能のスマートフォンを必要としているわけではなく、また、新しいiPhoneの購入は高額になる可能性が高い。Trade Up With Installmentsプログラムを利用すれば、高額な頭金を支払うことなく、新しい端末の代金を少しずつ分割で支払うことができる。また、分割払いを希望する場合に、iPhone Upgrade Programのように最新機種を購入する必要はなく、欲しい機種を自分で選ぶことができる。
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