画面がひび割れていたりカメラが壊れていたりする「iPhone」でも、Appleに下取りに出して新しいiPhoneを購入する際に割引を受けることが米国で可能になる(編集部注:日本での対応は不明)。
「Apple Store Reuse and Recycle iPhone」下取りプログラムではこれまでも、旧式モデルを割引と引き換えるサービスを提供してきた。しかし同プログラムは、ひび割れなどの欠陥のないコンディションの良いiPhoneのみに適用されていた。
同社広報担当者は米国時間2月5日、9to5Macの報道を認めて、Appleは今回、このプログラムを少し変更して故障したiPhoneも受け付けることにしたと述べた。
下取りポリシーに関する今回の変更は、壊れたiPhoneをどうしようかと思い悩んでいた消費者にとって朗報かもしれない。スマートフォンが故障した場合に、下取りに出すことによって少しでも出費を抑えられるなら、修理するよりもアップグレードしようと考えるユーザーも増える可能性がある。
同プログラムは、Apple直営店に持ち込まれた「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の各モデルに適用される。オンラインでの下取りには適用されない。
割引が得られるとしても、その金額は故障の程度による。9to5Macは、同プログラムは「理にかなった範囲内でディスプレイ、カメラ、ボタンが故障した」iPhoneに適用されるとしている。9to5Macの匿名情報筋らによると、下取り金額は、iPhone 5sで50ドル、iPhone 6で150ドル、iPhone 6 Plusで200ドルだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス