Microsoftが7カ月前の2015年7月、「Xbox Music」サービスの名称を「Groove」に変更した時、多くの人がすでに「Windows Store」に「Groove Smart Music Player」という名称のアプリがあることに気付いていた。このアプリは、カナダのモントリオールに拠点を置く新興企業Zikeraが開発していた。
Microsoftの担当者は2015年7月当時、同社がZikeraを買収したのかと問われたがコメントしなかった。そして、MicrosoftがGrooveに関連した2つのドメインをZikeraから買い取ったことが明らかになったときにも、同社はやはり何も語らなかった。
話は現在へ飛び、米国時間2月9日、Zikeraの創立者たちはブログ投稿でGrooveがMicrosoftに買い取られていたことを公表した。
また、Zikeraの創立者の1人は、筆者宛てのメールで、Microsoftが買ったのはGrooveだけであり、Zikera本体ではないと述べた。
Zikeraの最高経営責任者(CEO)を務めるTri Nguyen氏は次のように述べた。「Microsoftは、Groove(の技術とブランド)をそっくり買い取った。ただし、われわれはこの取り引きの詳細をコメントすることはできない」
GrooveがMicrosoftに買われたことを公表したブログ投稿では、この買い取りがいつ行われたかについての言及はない。ただし、以前のGrooveプレーヤーはもはやダウンロードできないとの記述はある。また、このブログ投稿によると、同アプリの現行ユーザーは継続して使えるが、Zikeraのチームが今後アップデートすることはないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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