米国時間2月4日の証券市場の取引終了後、LinkedInが2015年第4四半期および通年の決算を発表した。
LinkedInの第4四半期の純利益は800万ドル(1株あたり6セント)だった。
非GAAPベースの1株あたり利益は94セント、売上高は前年同期比34%増の8億6200万ドルだった。
ウォール街は1株あたり利益が78セント、売上高が最低でも8億5700万ドルと予想していた。
2015年通年の売上高は前年比35%増の29億9000万ドル、1株あたり利益は1.29ドルだった。
LinkedInの2016年第1四半期決算について、ウォール街は1株あたり利益が74セント、売上高が8億6700万ドルと予想している。
LinkedInの見通しはそれよりもはるかに控えめで、売上高が8億2000万ドル、1株あたり利益が55セントと予想した。
LinkedInによると、現在のメンバー数は4億1400万人で、前期から3.43%増加したという。
ユニークビジター数は7%増加して平均で月間1億人に達し、メンバーによるページビューも26%増加した、と最高経営責任者(CEO)のJeff Weiner氏は述べた。
さらに、Weiner氏は声明の中で、「1ユニークビジターあたりのページビューは前年同期比で17%増加し、ここ数四半期のエンゲージメントの堅実な拡大を維持している。特にモバイルは全体的なメンバーアクティビティの3倍のペースで拡大しており、今ではLinkedInへの全トラフィックの57%を占めている」と述べている。
決算報告に加えて、LinkedInはConnectifierを買収したことも発表した。Connectifierは2年前に創設された新興企業で、リクルーターが優秀な人材を獲得できるよう支援するテクノロジを提供している。
LinkedInは決算報告書の中で、「4日午後に発表したConnectifierの買収により、強力な機械学習ベースの検索およびマッチングテクノロジを利用して、リクルーターや採用部門長が理想的な人材を見つけられるよう支援することが可能になるので、弊社の核となる製品群はさらに強化され、製品ロードマップも加速されるだろう」と述べた。
Connectifierのブログ投稿によると、買収手続きの完了後、同社の研究開発チームだけがLinkedInに加わる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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