Microsoftがキーボードアプリを開発するSwiftKeyを約2億5000万ドルで買収すると、Financial Times(FT)が報じている。Microsoftは、報道についてコメントを拒否した。
英国を拠点とするSwiftKeyが手がけるアプリは、「iOS」および「Android」向けに提供されているもので、文字入力をスピードアップするための予測入力技術を採用している。SwiftKeyは、同アプリを使用することで、ユーザーがこれまでに約2兆回分のキーストロークと、合計2万3000年分を超える入力時間を節約したと主張している。
SwiftKeyは3億台超の端末にインストールされているが、「Windows Mobile」プラットフォームでは利用できない。
FTによると、2億5000万ドルという金額は、英国を拠点とするIT企業による最近のエグジットとしては最大規模となるという。SwiftKeyが2014年末に提出した年次報告書によると、同社の売上高は約1200万ドルだった。
Microsoftは、最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏のもとで電子メールアプリのAcompli、ToDoリスト作成用ソフトウェアのWunderlist、カレンダーアプリのSunriseを取得してきた。SwiftKeyもこれらのソフトウェアに加わることになりそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす