米Barack Obama大統領は米国時間1月30日、すべての子どもたち、特に女児やマイノリティの子どもたちがコンピュータサイエンスを学ぶ機会が得られるようにすることを目指し、40億ドルを拠出する計画を明らかにした。
この3カ年計画は「Computer Science for All」と呼ばれるもので、教員の研修、教室の確保、教材の開発のための資金を州に提供する。この計画は、同大統領がまもなく発表する2017会計年度予算教書の一部を成し、共和党が過半数を占める米連邦議会の承認を受ける必要がある。
Obama大統領は、毎週定期的に行われているラジオ演説でこのプランを明らかにし、「ニューエコノミーにおいて、コンピュータサイエンスはオプションのスキルではない。基本的なスキルであり、3つの「R」(Resource:財源、Reform:改革、Regulation:規制)と並ぶものだ」と述べた。「10人の保護者のうち9人が、子どもたちの通う学校でその教育をして欲しいと考えている」(Obama大統領)
米国のK-12教育(幼稚園から高等学校までの13年間の教育)において、現在コンピュータサイエンスの授業を設けている学校はわずか4分の1に過ぎないと、Obama大統領は述べた。22の州は、この科目を単位にカウントすることすら認めていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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