2015年12月を含む四半期にAppleが販売した「iPhone」の台数は、フランスとスイスの人口を合わせた数よりも多かった。
しかし、ウォール街の予測を満たすのには十分ではなかった。
カリフォルニア州クパチーノを拠点とする技術大手Appleは米国時間1月26日、同社の2016会計年度第1四半期(2015年12月26日締め)決算を発表し、利益が184億ドル(1株あたり3.28ドル)で、売上高は759億ドルだったことを明らかにした。
ウォール街の予測は、売上高766億ドルで、1株あたり利益3.23ドルだった。
利益は予測を上回ったが売上高は予測に届かなかったという明暗入り混じる結果となった。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は用意されていた声明で次のように述べた。
「Apple史上最大の四半期を達成した。iPhone、『Apple Watch』、『Apple TV』という世界で最も革新的な製品と過去最高の販売実績のおかげだ。われわれのサービス事業の成長が同四半期に加速したことが記録的な結果につながり、また、インストールベースでアクティブ端末数が10億台突破という大きな記録を最近達成した」
同四半期の内訳は以下のとおりだ。
Appleによると、売上総利益率は40.1%で、前年同期の39.9%よりもわずかに増加したという。一方、米国外の売上高は、第1四半期売上高の66%を占めた。
またApple取締役会は、1株あたり52セントの配当金を2月8日に支払うことを発表した。
Appleは、同社第2会計四半期の売上高予測を500〜530億ドルとした。
ウォール街の予測は、売上高556億ドル、1株あたり利益2.23ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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