AMDは米国時間1月19日の株式市場取引終了後、2015会計年度の第4四半期と通期の決算(12月26日締め)を発表した。その多くは、世界PC市場の低迷を反映している。
第4四半期の純損失は1億200万ドル(1株あたり13セント)となった。非GAAPベースの売上高は前年同期比23%減の9億5800万ドルで、1株あたりの損失は10セントだった。AMDは、売上高減の要因として「クライアント用プロセッサの売上低下」を挙げている。
ウォール街の予測は、売上高が9億5474万ドル、1株あたりの損失が12セントだった。
こうした損失にもかかわらず、AMDの最高経営責任者(CEO)兼社長のLisa Su氏は楽観的な見方を示し、「コンピューティングおよびグラフィックス部門の売上高成長率が2四半期連続で2桁増、セミカスタム部品が記録的な年間出荷台数」を達成したと述べた。
通年では、売上高が前年比28%減の39億9000万ドル、非GAAPベースの損失が1株あたり54セントだった。
2016会計年度第1四半期について、ウォール街は、売上高が9億18万ドル、損失がさらに増えて1株あたり11セントになると予測している。
AMDは、第1四半期の売上高が前期比14%減(プラスマイナス3%)になると予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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