仮想現実(VR)映像を楽しむには、顔に装着し、顔の向きに合わせて映像が変化するVRヘッドセット(ゴーグル)が欠かせない。高価だが本格的な「Oculus Rift」を使うのもよし、とりあえず手軽な段ボール製の「Google Cardboard」を利用してもよい。
しかし、スマートフォンを必要とするVRヘッドセットを使うなら、味気ない茶色の段ボールで作るCardboardでなく、鮮やかな印刷を施してポストカードとして送れる組み立て式VRヘッドセット「VR Card」を選んではどうだろう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
VR Cardは、ほぼ平らになる形状の組み立て式VRヘッドセット。ポストカードのほか、パンフレットや招待状などにも使えるので、企業が商品のロゴや解説、キャッチコピーなどを印刷し、商品の販促品として配ったり、PRグッズとして送ったりするのに最適だ。
組み立てはCardboardよりも簡単。平らな状態から引き起こし、スマートフォンを挿入するだけで使える。レンズの部分は、輸送中に傷つかないよう保護されている。
VR Cardは自由に印刷して送れるだけでなく、該当するVR映像がVR Cardを受け取った人に見てもらえたかどうかトラッキングできるよう、QRコードなどを利用するシステムが用意される。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月17日まで。目標金額の5万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間1月19日14時)で集まった資金はまだ676ドル。キャンペーン期間はあと29日ある。
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