スマートフォン用の自動車ナビアプリが進化したため、専用の車載ナビでなくスマートフォンをナビゲーションで利用している人は多いだろう。そうした状況を受け、スマートフォンのナビ情報をヘッドアップディスプレイ(HUD)方式で投影する「HUDWAY Glass」などが登場した。しかし、ダッシュボードは日が当たると高温になり、スマートフォンが熱暴走しそうで心配だ。
そこで、スマートフォンの画面をフロントガラスに投影できるBluetoothディスプレイ「Carloudy」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集している。
Carloudyは、自動車のダッシュボードに置き、表示内容をフロントガラスに反射させて見せるHUD。スマートフォンとはBluetoothで無線接続するため、配線をする必要がなく、ダッシュボードに置くだけで使える。また、音声コマンド対応によりハンズフリー操作が可能。
開発グループは、直射日光が当たる状況でも表示は問題なく見えるとしているが、その秘密は電子ペーパー画面を採用したことにあるらしい。Kickstarterのキャンペーンページに掲載されたサンプル画像は、明るい日差しの下で表示させた状態を実際に撮影したものだが、シンプルなナビ表示なら問題なく見えそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月15日まで。記事執筆時点(日本時間1月15日13時)で、すでに目標金額5万ドルを大きく上回る約6万5000ドルの資金を集めている。
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