Microsoftは、Ray Ozzie氏が率いるモバイルメッセージアプリ企業Talkoを買収した。買収額は非公表。
Ozzie氏は2010年までMicrosoftでチーフソフトウェアアーキテクト(CSA)を務めていたが、今回の買収に伴ってMicrosoftに再度加わることはないという。Groove Networksの創業者でもあるが、GrooveもMicrosoftが買収している。Microsoftは米国時間12月21日、今回の買収をブログで発表した。Talkoの従業員はMicrosoftに加わる予定。
Microsoftは「Skype」と「Skype for Business」の「今後のイノベーションの促進」に「Talko」を活用する計画だとTalkoは述べている。
MicrosoftとTalkoは、 Talkoのサービスを「今後数カ月間で」終了する予定だ。2016年3月には完全に終了する。Talkoのブログによると、これまでのTalkoによる会話(音声、テキスト、写真)すべてをエクスポートする手段をユーザーに提示する予定だという。
「私は開発者であり続ける。素晴らしい開発チームがその取り組みで幅広い影響力をもたらすことを支援したいと強く思っている。次は何かを見出すことを楽しみにしている」とOzzie氏は、筆者との電子メールでのやり取りの中で自身の今後の計画について述べた。
Talkoは、メッセージングや通話、会議といった機能を統合したアプリで、オンラインでもオフラインでも動作する。「Slack」とも連携している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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