Netflixは米国時間12月16日、新しい「Windows 10」アプリを「Windows Store」に公開した。このアプリはJavaScriptベースで実装されており、同社がブラウザアプリケーションに使用してきた動画再生エンジンHTML5を引き続き利用することが可能になったという。
新しいアプリはMicrosoftの「Universal Windows Platform」を使って構築されている。Universal Windows Platformは、共通のコードベースからアプリを構築できると同時に、さまざまなフォームファクタへの対応を可能にする。新アプリの初回リリースは、まずはPCとタブレットのみに対応するが、その点では、あまりユニバーサルなものとはいえない。Netflixは、Windows 10搭載スマートフォン向けアプリもまもなく登場すると説明している。
「Universal Windows Platformを使用することで、単一のコードベースを使ってアプリケーションを構築することや、多数のWindows 10対応デバイス上で実行することが可能だ。今回のアプリケーションの最初のリリースは、Windows 10搭載のデスクトップ、ノートPC、タブレットをサポートするが、われわれはそれ以外のWindows 10デバイス上でもNetflixアプリケーションを動作させており、近い将来、Windows 10搭載スマートフォンにも対応する予定だ」(Netflix)
新しいアプリによって、Windows 10ユーザーは同アプリをスタートメニューにピン付けすることや、「Live Tile」からアクセスすることができるようになる。Live Tileには、映画のアートワークや視聴中のリストが表示される。
また、新たに「Cortana」をサポートしたことで、音声コマンドによる検索も可能だ。サポートされている音声コマンドは、「search」「search for」「look up」「find」で、各コマンドに続いて作品のタイトルを話しかける。Cortanaのサポートは、英語のみとなっている。
「ユーザーが、『Netflix find Jessica Jones』と話しかければ、Cortanaは(必要に応じて)アプリを起動して『Jessica Jones』の検索を実行する」とNetflixは記している(編集部注:「Jessica Jones」はドラマのタイトル)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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