Microsoftのゲームネットワークである「Xbox Live」が米国時間12月18日に攻撃を受け、一時的に停止した。既知のハッカー集団が犯行を表明している。
Phantom Squadのハッカーらが、Xbox Liveに分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を仕掛けたとされている。
この集団はツイートで、Xboxの製造元であるMicrosoftとそれに競合するソニーのゲームネットワーク「PlayStation Network(PSN)」は、「数百万ドル」を保有しているにもかかわらず「セキュリティに取り組むつもりがない」とした。
「PSNとXboxは、資金をセキュリティ強化に充てるつもりがない。 彼らが目を覚ますまで、Xbox LiveとPSNは脆弱であり続ける」とこの集団は述べている。
集団は攻撃中に「Xbox Live #Offline」とツイートしたが、集団が直接的に攻撃を加えていることを視覚的に証明することはしなかった。
その後、この集団のアカウントである@PhantomSqaudは、Twitterによって凍結された。
Microsoftのサポートページによると、18日午前中の時点でXboxサービスは既に復旧していた。ソニーのPSNネットワークは今回攻撃を受けていないとみられるが、このハッカー集団は別のツイートで、同社が「次」の標的だと警告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス