Microsoftは、米国時間12月8日に公開された大量の月例セキュリティアップデートと同時に、セキュリティアドバイザリにおいて、「xboxlive.com」ドメインの秘密キーが「不注意により公開された」として注意を促した。しかし、この事象が正確にはどのような状況で発生したのかについて、詳細は述べられていない。
このデジタル証明書が悪用された場合、攻撃者はxboxlive.comドメインになりすまし、同ウェブサイトのセキュアな接続を傍受する「中間者攻撃」を実行できる。そして、これによって「Xbox」ユーザーが自分のユーザー名とパスワードをだまし取られれば、そのユーザーへのさらなる攻撃につながるおそれがある。
ただし、流出した証明書は、新しい証明書の作成、他のドメインへのなりすまし、あるいはコード署名には使えない。
Microsoftによると、この偶発的な流出に関連した攻撃は確認されていないという。
同社はすでにこの証明書を信頼リストから除外している。ただしこれは現在サポートされているすべての「Windows」バージョンにおいては自動化されたプロセスであることがほとんどで、ユーザーが何らかの対応を行う必要はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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