Facebookは「Messenger」に対し、テストを終えた顔認識機能と、メッセージをカスタマイズするための新しい手段を追加した。
クリスマスや新年という写真共有が盛んに行われる時期を目前にFacebookがリリースしたのは、Messenger用の顔認識機能「Photo Magic」だ。同機能はこの1カ月間、オーストラリアでテストされていたが、今回、より広い範囲で提供開始された。
FacebookはPhoto Magicの提供地域を明らかにしておらず、ただ「より多くの人々」を対象にリリースしたとだけ述べている。同機能はいつでもオンまたはオフに切り替え可能で、写真の中の友人の顔を認識するかどうかをユーザーが制御できるようになっている。設定の「タイムラインおよびタグ付け」セクションでこれを制御することができる。
Photo Magicは、友人の写真を送信する際の問題を解消することを目的とする。同機能は、写真に写っているユーザーの友人を認識し、その写真を共有するためのグループスレッドを自動的に作成する。同社が以前述べていたように、Messengerでは毎月95億枚もの写真が送信されており、Photo Magicを使用すれば2回のタップでその処理が完了するので、モバイル上の操作が早くなる。Messengerユーザーは、Photo Magicの試用を促すメッセージを目にすることになるだろう。
Facebookはさらに、色、絵文字、ニックネームを使用してプライベートメッセージをカスタマイズする新しい方法も導入した。クリスマスシーズン用に、ユーザーはサンタ、クリスマスツリー、雪に関連したステッカーを送信できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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