Appleは、2015年3月に製品イベントを開催したのと同様に、2016年も同じ月にイベントを開催する可能性がある。そう話すのは9to5 MacのMarc Gurman記者の情報筋らで、同記者は米国時間12月8日にその可能性について報じた。
Appleは2015年3月、デジタル腕時計「Apple Watch」を発表し、同製品はその翌月に発売された。アップグレードサイクルを1年間として、「iPhone」アクセサリである同製品が更新される可能性がある。Apple Watchが初めて発売されて以来、どのようなアップグレードサイクルが適用されるかは、多くの人々が知りたいと思っていた部分である。
同社がApple Watchのアップグレードモデルをリリースするのであれば、ランニング、ハイキング、サイクリング時にiPhoneを携帯しなくても機能するGPSセンサを搭載してほしいというのが筆者の希望だ。Gurman記者によると、Appleは睡眠追跡などの健康関連のセンサに取り組んでおり、それが刷新モデルに搭載される可能性があるという。
発表される可能性のある製品としてその他に、4インチディスプレイ搭載の「iPhone 6c」がある。Appleは2013年9月に「iPhone 5c」を発売しているため、これは確かに前例のない動きというわけではない。
この小型端末に関する報道は、Gurman記者の記事が初めてではない。
この数週間で、複数のサプライチェーンアナリストらが、Appleが小型iPhoneを、9月に発表する従来モデルとは別サイクルで発売することをほのめかしている。
前にも記したように、そのリリース戦略は、年間を通してまんべんなくiPhoneを販売する上で理にかなっている可能性があり、Apple製タブレットの市場を拡大する可能性さえある。例えば、大型スマートフォンを所有しているユーザーが、それよりも少し大きいだけのタブレットを購入する可能性は低いからだ。
Appleは2015年3月に、12インチの「MacBook」も発表したので、筆者はノートブックの発表もあり得るのではないかと思っている。既存のMacBookがアップグレードされることはないと思うが、「MacBook Air」に最新Intelチップを搭載するか、別の薄型MacBookを投入してMacBook Air製品ラインを完全に廃止するというのが、タイミングから考えて理にかなっていると筆者は思う。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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