米Yahooは米国時間12月3日、「Yahoo Messenger」の改良版をリリースした。ウェブ、Yahooの電子メールサービス、Appleの「iPhone」、GoogleのモバイルOS「Android」が搭載された各種スマートフォンで利用できる。
ユーザーは、メッセージをいつでも「Unsend」(送信取り消し)できるようになった。他の大手メッセージングサービスではどこにもない機能であり、これは大きな変化だ。送信から数カ月後でも、送ったことを後悔している誤字入りのメッセージや写真を取り消すことができる。ただし、この機能は、後のことを気にする人や、あるいは証拠となるメッセージを後から読み返せなくなる喧嘩中のカップルにとっては、ありがたくないものかもしれない。
更新されたアプリはまた、一度に数百枚の写真を素早く送信できるように設計されている。これは、Yahooが2014年に買収したチャットサービスの新興企業Coolirisで開発された技術が基になっている。送信処理を高速化するため、Yahoo Messengerではユーザーにまず写真の低解像度バージョンを示し、ダウンロードが完了すると高解像度バージョンに置き換える。
今回の改良によって、FacebookやTwitterのように、個々のメッセージに「Like」を付けられるようになった。また、メッセージに追加するGIFを素早く見つけることも可能になっている。また、新しいビデオ機能も登場する予定だとYahooは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡