競争が激化するオンライン動画市場の中で、Google傘下の動画共有サイトYouTubeは、提供を開始したばかりの動画サブスクリプションサービスへの関心を高めるため、映画やテレビ番組を視野に入れている可能性がある。
The Wall Street Journal(WSJ)がこの件に詳しい匿名の情報筋の話として報じたところによると、YouTubeの幹部らはこの数カ月間、ハリウッドの映画スタジオや他の製作会社と会い、新規コンテンツのライセンスについて協議しているという。YouTubeは、10月に提供を開始した月額約10ドルのサービス「YouTube Red」向けに質の高いコンテンツを探しているとされているが、どのようなテレビ番組や映画を求めているかは不明だとWSJは伝えている。
YouTubeはコメントを控えた。
この取り組みは、まだ初期段階にあると説明されているものの、急成長するオンライン動画市場で、Netflix、Amazon、Huluなどの大手サブスクリプションサービスに対抗しようとするYouTubeの野望を浮き彫りにするものだ。Digital TV Researchによると、オンラインテレビおよび動画サービスの世界売上高は2020年に420億ドルに達し、2014年(推計190億ドル)の2倍超になると見通しであるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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