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超高機能、マニアのためのノートアプリ誕生--MetaMoJi、「GEMBA Note」ベータ版

坂本純子 (編集部)2015年11月27日 20時45分
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 MetaMoJiは11月27日、多機能なデジタルノートアプリ「GEMBA Note」のベータ版の提供を開始すると発表した。第1弾はiOS(iPad/iPhone)版だ。

 ベータ版は「ウェブサイト」から申し込める。開発中のアプリを配布するサービス「TestFlight」を使用するため、Apple IDの登録アドレスが必要になる。

作成した日づけで検索も簡単。表計算も、グーグルカレンダーと連動したスケジュールも、PDFも1つのページでまとめて扱える
作成した日づけで検索も簡単。表計算も、グーグルカレンダーと連動したスケジュールも、PDFも1つのページでまとめて扱える

 GEMBA Noteは、録音や図形描画機能を備え、手書き入力ができるノートアプリとして定評のある「MetaMoJi Note」をベースに開発したもの。テキストや手書き文字だけでなく、1ページに複数のPDFファイルを置いたり、カレンダーとも連携したりできるほか、表計算機能なども備えるなど、多機能を特徴とする。

7つの主な新機能

  • (1)ページに日付を自動的に添付し、検索や再利用が容易になる「日付管理機能」
  • (2)1ページに複数のカレンダーを置き、イベントの読み込み・書き込みができる「カレンダーユニット」
  • (3)書いた文字や写真、PDFにタグをつけることで、期限管理できる「ToDo」管理
  • (4)使うシーンごとに、利用するコマンド、テンプレートをカスタマイズできる「ツールボックス」
  • (5)1ページに複数のPDFを置いて、大量の文書の処理を可能にする「PDFユニット」
  • (6)プログラミングなしビジネスの定型フォームを定義できる「フォームデザイン」
  • (7)見積書や業務テンプレートを計算できるノートに埋め込めるスプレッドシート「表計算ユニット」
MetaMoJi 代表取締役社長の浮川和宣氏
MetaMoJi 代表取締役社長の浮川和宣氏
MetaMoji製品が活用されている企業の現場
MetaMoji製品が活用されている企業の現場

 PDFの資料、写真、テキスト、カレンダーといった複数のデータを1箇所で一元管理できれば、情報を俯瞰して見渡せるようになる。1週間の振り返りや、プロジェクトの計画、企画案などさまざまな用途に活用できる。

 MetaMoJi 代表取締役社長の浮川和宣氏は、開発の背景について、「(交ぜ書き入力アプリ)mazecの導入企業は700社を超えた。多いところでは1社で1万数千台も使ってもらっている。はたと気づいたのは、1985~6年にできた一太郎やWordの基本アーキテクチャのようなPCの延長ではなく、新しい市場に進出していたということ。ほかに競合がないというと言い過ぎだが、従来とは違う市場にいる。どんな市場かといえば、オフィスの現場、教育の現場──というように、“○○の現場”で説明がつくのではないか」と説明した。

  • 簡単な表計算の機能もある

  • 「ツールボックス」は複数作成できる。ボックス内には、ペンセットやメールで送信、作成した書式テンプレートやペンセットなど、用途に応じて使う機能を設定可能だ

  • 用途ごとに作成したツールボックスのサンプル。いずれはMetaMojiを介して、こだわりのツールボックスやテンプレートの共有も検討するという

 GENBAの開発コンセプトは(1)現場の“今”を逃さない、(2)データおよび処理のスケーラビリティ、(3)ワン・データ、マルチユース、(4)自動処理と定型処理の統合──の4点だ。

 「これまでのノートアプリでは“ページ”という概念しかなかったところに“日付”を加えた。ページに自動で添付された日付を軸に、検索や入力ができる。書いた文字や写真にタグ付けすることで、“ToDo”を設定し、期限管理ができるほか、複数のカレンダーやPDFなどを重ね合わせて表示できる拡張を施した」(浮川氏)

 多機能な一方で、ユーザーインターフェースはシンプルだ。人によっては、「多機能で使い勝手が悪い、と言われる可能性もある」と懸念する。そのため、インストールしたが使い方がわからないというユーザー向けに「活用勉強会」も開催する。個人向けのベータ版としては珍しい試みだ。

 浮川初子専務は、「たくさんの機能をそろえているが、業務で使うのはユーザー。どういう工夫をされるか見てみたいし、ぜひ要望がほしい。ユーザーの事例を見せていただく会ができれば」と意欲的だ。

 まずはビジネスパーソン向けのベータ版からスタートし、2016年第一四半期の前半に製品版を予定している。また、第一四半期の後半にも、法人向けに要望に応じた辞書の追加や機能の追加・削除などを行う法人向けのカスタマイズサービスや、Windows版のベータ版提供を開始する計画だ。

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