Googleの自動運転車が米国時間11月12日、走行速度を理由に警察官に呼び止められた。ただし、速度違反ではない。
曲線を多用した漫画に出てきそうなルックスの同自動運転車は、カリフォルニア州マウンテンビューの時速35マイル(約56km)帯を時速24マイル(約39km)で走行していた。それによって後続車が渋滞を起こしていたのに気づいた警察官が、同車を止めた。その様子を地元に住むAleksandr Milewskiさんが写真に撮影し、Facebookに間もなく投稿した。
マウンテンビュー警察は、「警察官は、ゆっくりと走る車に近づき、それがGoogleの自動運転車だと気づいた」とブログの投稿に記している。「同警察官は、その車を止め、操作担当者に連絡をとり、特定の路上おける走行速度がどのようにして選択されているのかを聞くとともに、カリフォルニア州自動車法の22400(a)(最低速度を規定する項目)に基づいた走行の妨げになっていることを伝えた」(マウンテンビュー警察)
ただし、Googleの自動運転車は、警察官に呼び止められたとき規則に違反していたわけではない。同自動運転車は、制限速度が時速35マイルを下回る道なら走ることが許可されている。マウンテンビュー警察はまた、同車が安全に走ることができるよう、Googleと定期的に会っていると述べている。
Presented without comment.Image ©2015 Aleksandr Milewski
Posted by Zandr Milewski on Thursday, November 12, 2015
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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