フォードは、本物の街を模した施設で自動運転車のテストを開始した。
同社は米国時間11月13日、自動車メーカーとして初めてMcityで自走車をテストすることを明らかにした。ミシガン大学のMobility Transformation Centerの一部であるMcityは、開発の加速を目的として、自動運転車をテストできるよう現実世界の都市環境を擬似的に作り出している。32エーカー(約13ヘクタール)あるこの試験施設は7月にお披露目され、自動車企業や技術系企業なども資金を投じている。
自動運転車をテストするのは一筋縄ではいかない仕事だ。試験施設で実施しても、実際の街や道路で出会う課題や危険すべてを経験することはできない。逆に、実際の交通状況で試験を実施した場合、用心のあまり速度に制限が設けられることから、自動運転の技術が十分に試せない。
フォードは10年以上に渡って自動運転車をテストしていると述べた。同社はトヨタ、Audi、日産、Teslaなどの自動車メーカーやGoogleなどの技術系企業と競っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」