バリューコマースは11月12日、スマートフォンおよび、タブレット向けの電子スタンプサービス「PAS+(パスタス)」の提供を開始した。
小売店や飲食店などが発行するスタンプカードをスマートフォンで再現するサービス。ユーザーはスマートフォンにPAS+の画面を表示させ、店舗スタッフは設置されたスタンプを使って直接画面にスタンプが押せる。ユーザーは紙のスタンプカードと同様にスタンプを集めたり、クーポン券を利用したりでき、複数の店舗、ジャンルの店舗によるスタンプカードを一括管理できるという。
対応環境は、Androidデバイスの場合、バージョン 3.3.0以上、対応ブラウザはChrome、Dolphin、Opera。iOSデバイスの場合は、バージョン 4.x以上、対応ブラウザはSafari、Chrome、Opera。無料の会員登録をすることで利用できる。
設置する店舗側は、ユーザーの利用状況などを分析できる。また、新製品の案内や「雨の日はスタンプ2倍」といった販促通知を送ることができる。
バリューコマースによると、すでに、「WIRED CAFE」などの企画と運営をしているカフェ・カンパニーと、靴やレザーグッズブランド「ECCO(エコー)」を展開するエコー・ジャパンが導入しているという。
今後、PAS+とバリューコマースの既存事業を連携させ、広告配信におけるノウハウや技術を活用したオンラインから店舗への送客や来店促進など、費用対効果の高い新規顧客獲得や顧客のロイヤリティを高めるサービスを開発、展開する予定だとしている。
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