2015年に入り、合併を発表していたAlliance For Wireless Power(A4WP)とPower Matters Alliance(PMA)が米国時間11月3日、名称も新たにAirFuel Allianceとして合併した。新たな名称は、スマートフォンやタブレット向けのワイヤレス充電ソリューションのさらなる統合を目指し、両団体が協力して取り組む姿勢の表れだ。
A4WPとPMAは長年にわたり、それぞれ独立した組織として存在するとともに、Wireless Power Consortium(WPC)という手ごわい競争相手と対峙してきた。WPCは、多くのモバイル端末で採用されている人気のワイヤレス充電規格「Qi」を提供している。
新しいAirFuel Allianceは、どこでもワイヤレスで充電できるという同団体が掲げるビジョンの実現に向け、協力企業の数が195社にのぼるとしているが、そのうちの一部企業はWPCも支持している。例えば、Broadcommは両方の規格を支持しており、サムスンやQualcommなども同様の立場を取っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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