Facebookは米国時間10月26日、「Facebook」アプリの通知タブの表示内容が拡充され、カスタマイズ可能になったと発表した。同日より提供が開始されている。
Facebookによると、新しくなった通知タブは、これまでの通知内容に加えて、誕生日やライフイベントなどの友達にとって節目となる出来事、ユーザーが「いいね!」している「Facebook Pages」に基づいたスポーツの試合結果やテレビ番組のリマインダ、ユーザーが参加表明している今後のイベントなどを表示する。
また、Facebookアプリで「Location History」機能をオンにしている場合、ユーザーに合った追加オプション情報を居場所に基づいて表示することも可能になる。たとえば、ユーザーが住む街で話題のニュースや開催されるイベントなどのユーザーがいる地域での出来事、天気の最新情報として現在の状況や重要な気象警報など、近隣の劇場で上映されている映画、近くにあるレストランの一覧とそのレストランのPagesやレビューへのリンクなどが表示されるとFacebookは述べている。
今回のアップデートによって、現状の通知設定は変更されないが、設定内容の変更は「Settings」でいつでも可能だ。また、各カードの右にある矢印、または、タブの下部にある「Add More Cards」をタップすることで表示される情報のカスタマイズが可能だ。
Facebookでは今回の変更理由を次のように説明している。「ユーザーは毎日、友達や家族に関する最新情報を知るために通知を使っている。重要な情報を簡単に1カ所で見られるように追加したいというフィードバックがユーザーから寄せられている」
また、Facebookは、ユーザーが最も有用と考える情報について、フィードバックに耳を傾け続けるとともに、より多くのカードを定期的に追加することも考えていると述べる。
今回の新しいカスタマイズオプションは、米国において「Android」および「iPhone」向けFacebookアプリで順次、提供が開始される予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス