Microsoftは米国時間10月26日、ニューヨーク市の5番街に同社初となる旗艦店をオープンした。Apple Storeからわずか数ブロックの距離だ。
この新店舗は先週、一部の報道陣向けに公開され、筆者も内覧した。本記事で紹介する写真はその際に撮影したものだ。5階建てで、面積は2万2000平方フィート(約2044平方メートル)を超え、これまでに110店舗あるMicrosoftの直営店で最大規模を誇る。1~3階が顧客向け、4〜5階はスタッフ専用のフロアとなっている。ガラス張りのエレベーターと階段で、フロア間を移動できる。
ニューヨーク市の旗艦店には、ノートPC「Surface Book」とタブレット「Surface Pro 4」、新しい「Windows Phone」(「Lumia 950」と「950XL」)と「Microsoft Band 2」が展示されている。
米国では10月26日より、このニューヨークの店舗を含むMicrosoftストアでSurface BookとSurface Pro 4を購入できる。Microsoftが先週から同社のストアで展示しているBand 2は、現在注文を受け付けており、10月30日から配送される。新しいWindows Phone2機種は、アンロック状態のものがMicrosoftストアで販売される予定で、11月に販売開始される。
3階にはフロア内にDellストアが設置され、「Dell Experience」では、さまざまなDell製品を実際に試すことができる。
ニューヨーク旗艦店には、最大60人を収容してセミナーやトレーニングを開催できるコミュニティーシアタースペース、質問やトラブルシューティングを受け付けるAnswer Desk、そして地域の建築物やランドマークを観光客らに紹介する「culture wall」も設けられている。
別のフロアには、Microsoftが独自に開発するMicrosoftブランドの製品と、多数のPCパートナー製品の両方が展示される。ニューヨーク旗艦店は、Microsoftの「HoloLens」をガラスケースの中に展示する数少ない店舗の1つでもある(ただし、少なくとも現時点ではデモ可能な状態にはない)。
訪問客が試用できる「Surface Hub」会議システムも数台用意されている。
Microsoftは2009年に初の実店舗をオープンした。2012年には、「Windows 8」と「Surface RT」のリリースに合わせてフルサイズの直営店をマンハッタンのタイムズスクエアにオープンしたが、数カ月後に閉店している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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