LINEは10月13日、青少年のネット上でのトラブル防止活動の一環として、中高生から募集したスタンプ案をもとに、悪口などのトラブルを防止する「おたすけスタンプ」を制作すると発表した。
クラスや部活動のLINEグループ内などでの悪口の連鎖を止めたり、仲裁したりする場面で子どもたちに利用してもらうことを想定して制作する。スタンプ案の募集対象は、日本国内在住の小・中・高校生。応募方法は、郵送とウェブサイトの2通りで、募集期間は12月31日まで(郵送の場合は消印有効)。
採用したスタンプ案は、トラブル抑止効果をより高める観点から臨床心理学や教育学などの学術専門家のアドバイスを取り入れ、プロのイラストレーターによって加工したのち、2016年春頃に無料で配信する予定とのことだ。
今回の取り組みは、10月10日にNHK Eテレ(教育テレビ)で放送された「いじめをノックアウトスペシャル第6弾 ボクたちは、あきらめない」で、中学生・高校生から「LINEのスタンプで場をなごませ、悪口が飛びかう“空気”を変える」というアイデアが出たことが発端となっているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」