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グーグル、「Accelerated Mobile Pages」を発表--モバイルのウェブページ表示を高速化

Ben Fox Rubin (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年10月08日 07時23分
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UPDATE ニューヨーク発--モバイルブラウザでニュースを読んでいると、記事のロードに思った以上の時間がかかる。

 Googleは米国時間10月7日に発表した「Accelerated Mobile Pages」(AMP)という技術で、この状況を改善したいと考えている。AMPは、スマートフォンにほぼ瞬時に記事をロードすべく開発された。Twitter、The New York Times、The Guardian、BuzzFeed、Vox Media、Daily Mailなどが既に、AMPを利用している。同技術は現在、プレビュー版の段階に過ぎず、正式リリースはまだ先の予定だ。

 「特にモバイル環境における今日のウェブは、ユーザーの期待を完全に満たしているとはいえない」と、Googleのニュース統括者であるRichard Gingras氏は7日の報道陣向けイベントで述べた。「本来の早さではない。ページの読み込みは遅く、時に不安定だ。理想的ではない」。また、モバイル広告はときに、煩わしい場合がある。

 携帯端末でのウェブ閲覧を快適にするために、同社はAMPを開発した。AMPには、ロード時間を短縮するためにGoogleが編み出したベストプラクティスが採用されている。例えば、AMPが適用されたページでは、ユーザーがスクロールして画像や動画を表示するまで、画像や動画コンテンツはロードされない。これによって、ウェブブラウザはページを格段に高速に読み込むことができる。またGoogleは、同社の最高性能のサーバ(1秒間で600万件のクエリを処理するように構築されている)にページをキャッシュして、記事の取得時間をさらに短縮している。AMPは、あらゆる端末上であらゆる種類のコンテンツに適用可能だが、Googleはまず、モバイル上のニュース記事に適用することを選択した。

 「それが最大の痛点であり、最も成果が得られる部分だと考えている」とGoogleのエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めるDavid Besbris氏は当地で開催されたイベントで述べた。

 7日のデモで紹介された結果では、ユーザーは、いかなるテーマの記事でも各ページを瞬時に切り替えることが可能となっていた。

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