感動の瞬間をターゲットに届ける動画広告「Twitter Amplify」

 “テレビ離れ”と言われるようになって久しいが、それでも多くの人がリアルタイムにテレビの前に集まる瞬間がある。サッカーのワールドカップや甲子園の試合、全米ゴルフ、オリンピックなど、皆で感動や興奮を分かち合いたいタイミングだ。

 Twitterが日本で1年前から本格的に提供を始めた「Twitter Amplify」は、こうした消費者のニーズに応えるために生まれた動画広告。たとえば、甲子園の逆転ホームランなど注目の瞬間を切り取り、そこに広告主が関連性の高いCMを挟み込むことで、自身のフォロワーの範囲を超えて、甲子園を話題にしている人にキーワードターゲティングなどでリーチできる。


「Twitter Amplify」のイメージ

 ユーザーはTwitterに流れてきたこれらの動画をタップするだけで見逃したシーンを視聴できる。テレビで放送中の番組も生配信できるので、ユーザーがツイートを見て番組に気づき、テレビを視聴するといった機会にもつながる。ユーザーが録画した映像をYouTubeなどに非合法にアップロードしたものと違い、公式のパブリッシャーから提供される高品質な動画であることも特長だ。

 相性が良いジャンルはやはり速報性が求められるスポーツ。広告主は、Twitterが2014年に買収した動画編集ツール「SnappyTV」を使って、簡単に生放送の動画をクリップしたり、広告を追加したりできる。Twitter Amplifyでは、動画の冒頭に15秒間のCMを配信する「プレロール広告」と、動画コンテンツの途中に10秒以内の広告を差し込む「インストリーム広告」の2種類から選べる。

  • 「Twitter Amplify」の概要

  • 動画編集ツール「SnappyTV」

  • パートナーの一例

 Twitter Amplifyは、世界20カ国の200パートナーに利用されており、日本では1年間で40社を超えた。テレビ局では、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京が採用しているという。価格は100万円からの期間消化型で、2週間で300~500万円が平均価格とのこと。

 Twitter Amplifyを活用できるのはテレビ局や、そこに出稿する広告主だけではなく、映像を持っていればどの企業でも配信できる。カドカワは、ハリウッド俳優のジョニー・デップが来日した際の羽田空港の模様や記者会見を数日間にわたり配信した。そのほかにも、ガールズアワードや国際映画祭など、現地に行けない人が、生放送で視聴したいコンテンツの配信にも適しているという。


Twitter Japan コンテンツ・パートナーシップ&アンプリファイ事業責任者の髙田仁一郎氏

 今後、日本で増やしていきたいのはモバイルゲームアプリの実況動画などだと、Twitter Japanの髙田仁一郎氏は話す。「アプリ内のゲーム大会をリアルタイムに実況配信して、その間にゲームのCMを挟むことで相乗効果を期待できる」。ツイート内で実況することによって、コメントによる会話の活性化にも期待できるとした。

 また、権利関係などをクリアできればツイート内でのテレビアニメのリアルタイム配信などもしていきたいという。もしこれが実現したら、金曜ロードSHOW!の「天空の城ラピュタ」でお馴染みの“バルス祭り”に、どこにいても参加できる日が来るかもしれない。

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