なお同日発表された法人向けノートPC「LIFEBOOK」シリーズでは、手のひら静脈認証に加えて、指紋認証やスマートカード、NFC認証も選択可能。法人向けではこのほか学校など文教市場向けに、小さな机でも使いやすくタフで、ペンやカメラ機能が強化されたタブレットの新製品「ARROWS Tab Q506/ME」も発表された。
個人向け製品では、法人向けと同じ「安心・安全」に加えて、「簡単であることが重要」と説明する武田氏。富士通では個人向けPCの全機種でセキュリティソフト「McAfee LiveSafe」の3年利用が可能なほか、特定のデータを隠せる「ワンタッチプライバシー」、フィルタリングソフトの「i-フィルター」が標準搭載されていることをアピールした。
加えてWindows 10を搭載する、2015年秋冬モデルの上位機種には「Windows Hello」対応の生体認証機能も搭載。13.3型のモバイルノートPC「LIFEBOOK SH90/W」に指紋認証機能が搭載されているほか、23型液晶一体型デスクトップPCの上位モデル「ESPRIMO WH77/W」では顔認証が利用可能となっている。なお個人向け製品ではこのほか、15.6型ワイド液晶搭載でハイレゾ対応スピーカーを備えた「LIFEBOOK AH77/W」も、同日発表されている。
「安心・安全」はサービス面でも強化されており、同社ではクラウドサービス「MyCloud」向けのサポートサービス「MyCloud プレミアム」に、新コースを開設。PCに加えてスマートフォンなど他のデバイスや、住まいのトラブルまでカバーする、街の電気屋さんのようなサービス「あんしんワイド」(1980円/月)と、PCの訪問診断などが受けられる「あんしんスタンダード」(996円/月)が追加された。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」