グーグル傘下のNest、IoT接続の独自プロトコル「Nest Weave」を発表

Kevin Tofel (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2015年10月02日 12時46分
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 開発者や製品メーカーはまもなく、「Nest」に対応するアプリやデバイスをより簡単に開発できるようになる。巧みに設計されたインターネット接続型サーモスタットで知られるNestは、「Nest Weave」という独自プロトコルを2016年に公開する予定だ。

 Nestは米国時間10月1日、ブログ記事で新たな規格としてNest Weaveを発表するとともに、その仕組みを解説した。

「Nest Weaveにより、デバイスは他のデバイスやNestと直接通信ができるようになる。また、信頼性が高く、コンパクトで安全なことから、あらゆる種類の製品で適切に機能する。例えば、即時についたり消えたりする必要がある電球、バッテリ駆動のドアロック、そしてWi-Fiがダウンした場合でも動作する必要があるセキュリティシステムなどだ」

 ここまでは素晴らしい話だが、やや紛らわしい話もある。Nestの親会社であるGoogleは2015年に入って、同じWeaveという名称のプラットフォームを「Project Brillo」の一環として発表している。NestのWeaveはそれとは別物だ。

 Nestによると、同社のWeaveは過去5年間にわたり社内で使われてきたプロトコルであり、今回初めて完全に公開されるものだという。

 NestはVentureBeatに対し、Nest Weaveが同社独自のプロトコルであるとした。GoogleのWeaveについては、同社に協力したと述べている。

 Googleは既に、同社のWeaveがNestに対応する予定であると表明している。2つのWeaveは関連しているが別物であることは明らかで、そのことが今後、問題となる可能性はある。

 だからといって、ハードウェアメーカーがNest Weaveの採用を控えることにはならない。

 そうした中で、いち早くNest Weaveを採用するのがYaleだ。同社は、2016年にインターネット接続型のドアロック「Linus」を発売する予定だ。

 Linusはドアの開閉を検知して、誰がドアを開け閉めしたのかを認識するとともに、入室には特別なパスコードを必要とする。操作はすべて「Nest」アプリ経由で確認することができる。同アプリは、あらゆるNest対応製品のための総合的な窓口のようになりつつある。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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